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子宮の異常


子宮筋腫

 子宮筋腫は子宮の筋層の中にできる良性の腫瘍で、筋肉でできたこぶのようなものです。子宮筋腫の代表的な症状は、月経の量が多い、生理痛が強い、赤ちゃんができにくいといったことです。

 しかし、子宮筋腫の症状の強さは筋腫の大きさや位置によって千差万別です。子宮筋腫があっても子宮の外側にりんごのように突き出しているものならかなり大きな筋腫でも全く症状がなく、妊娠にも影響がない場合もあります。逆に小さな筋腫でも子宮の内側に突き出している筋腫は、月経の量が多く、生理痛も強い場合が多いようです。筋腫が子宮の内側に張り出してくると子宮の内側がでこぼこになって、せっかく受精しても受精卵が子宮の内側に取り付くことができなくなり、不妊症になってしまいます。
 子宮筋腫は内診や超音波、腹腔鏡、子宮鏡で診断することができます。
 子宮筋腫の治療は手術になりますが、不妊症の方で子宮筋腫が見つかったときにはその筋腫が不妊症の原因になっているのかどうか、また、筋腫を取った後、子宮が残せるのかどうかなど、よく専門医とご相談になってから手術を受けるかどうか決めましょう。また、同じ子宮筋腫でも大きくないものは腹腔鏡手術で筋腫だけを取ってしまうこともできます。開腹すればかなり大きな筋腫でも子宮を残して筋腫だけを取り出すことが可能です。


子宮腺筋症
 子宮の内側の膜にある腺組織が本来あるべきではない子宮の筋層の中にあることによって起こる病気です。月経のたびに出血しますが、出ていくところがないので溜まってしまいます。月経痛が強いのが特徴です。


子宮の形成異常

 子宮は形成異常の多い臓器です。子宮の形成異常があるからといって不妊症に直結するわけではありません。子宮は左右のミュラー管が癒合してできますが、これがうまくいかず子宮が2つあるような場合には一つひとつの子宮が小さくなってしまい、妊娠しても子宮が胎児の大きさに見合った大きさになれず流産の原因になることがあります。


子宮内膜ポリープ

 子宮内膜ポリープは子宮の内側にできる良性の腫瘍です。不妊症の方によく見つかります。子宮鏡や経腟超音波で発見されます。


子宮内膜の癒着
 何回も掻破手術を受けられた場合や、お産や流産の後に子宮の内側が癒着してしまうことがあります。


結核
 最近では少なくなりましたが、肺結核が子宮に転移すると子宮の内側の膜を破壊してしまい、妊娠できなくなってしまいます。



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